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手役と赤の切り離し時

【A図】
東場 東家
 ツモ


 A図を見てほしい。
なかなかのイーシャンテンだ。
ここにツモってきたのが
牌効率ならツモ切りだが、手役重視なら切りだ。
さて、何を切る?


 まず、受け入れ枚数から比較してみよう。


 ツモ切り
 の12種40枚


 切り
 の9種26枚


 受け入れ枚数だけで言うのであればツモ切りのほうが優れている。


 ただし、打とすればどこをツモってもマンズのメンホンテンパイとなる。
待ち的にもツモ、打待ち。
を切ればB図のような待ちの変則3面待ちになるが待ちの枚数的に受けにするだろう。
をツモればイーペーコーのつくペンをツモればカン待ちとなる。

【B図】


ツモはC図のようなの4面待ちになる。

【C図】


 ツモは自分で5枚使いの中膨れ形のシャンポン待ち(D図)になってしまいあまりうれしくない。

【D図】


 ツモは待ち。


 ツモならE図のようなの4面待ちとなりマンズの上周りは他家には使いづらく絶好の待ちになる。

【E図】


 ツモならば


 ツモならばF図のような待ちの高めイッツーかG図のような待ちになる。
その場所は状況に応じて決めたい。

【F図】

【G図】


 打としたときはピンズののどこをツモっても7700点。
ツモって親マン・4000オールとなり打点的にも十分となる。
また、打としてもメンホンの目は十分に残る。
ツモのときは、打としたときと同じ待ちにできる。
ツモのときはテンパイに取ることができないが、打とするとでテンパイに取れない。
簡単に期待値を計算してみると…


【打
 ツモ 7700点×4枚(アガり牌)
 ツモ 7700点×8枚
 ツモ 7700点×7枚×75%(テンパイする牌が3枚のため4枚の75%、また待ちはにすると仮定)
 ツモ 7700点×8枚
 ツモ 7700点×4枚
 ツモ 12000点×4枚×75%
 合計261225P


【打
 ツモ 12000点×7枚×50%
 ツモ 12000点×3枚×75%
 ツモ 18000点×3枚×75%
 合計123000P


 となる。
単純計算であるが打のほうが2倍以上優れている。
簡易な期待値計算ではあるが、ここまで差がつくということは間違いなく打が有利であるといえるであろう。


 ただし、期待値ポイントが高いからといって、100回やったら100回を打つかといわれればそういうわけでもない。
例えばトップを目指さなければいけない局面で1人が5000点しか持っておらず、トップ目と10000点ほど離されているときなど、12000点以上出アガリしなければいけない局面であればもちろんを切っていくこともあるわけである。
期待値は大事だがそれはあくまで平場や点数状況に制約がないときであり、制約があれば打ち方も変わってくるのは当然である。

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