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場状況による赤の切り離し時@

【A図】
 ツモ


 A図を見ていただきたい。
ジュンチャンサンショクのイーシャンテンだ。
ここでを切るのだが、さてどちらを先に切るべきだろうか?
で振り込んだときには当然赤の方が失点は大きくなる。
だからといって先にを切っても巡目が深くなると危険度が増してくるのも事実。
場状況に合わせて柔軟に対応していきたいところだ。


 ここでは3つの状況について考察してみる。


 状況1.下家がメンゼンの場合。

 ここは打が優秀。
場に赤が放たれることによって、下家が仕掛けるかもしれない。
下家がメンゼンを崩して2000点程度の手になってくれれば幸い。
赤を喰われるよりメンゼンでリーチをかけられるほうがよほど脅威である。
仕掛けがなかったとしても結果的に危険牌を早めに処理できるので、どちらにしてもを先に切るべきである。


 状況2.下家が仕掛けている場合。


 この場合はがまさる。
下家がを必要としているのなら仕掛けるであろうから、わざわざ相手の手を高くしてやる必要はない。
よってここでは打とすべきである。
下家がを仕掛けなかったとしても、次巡にを切っておこう。
巡目が変われば下家はが必要になるかもしれないからだ。
引っ張っても意味のない危険なお荷物は、処理できるときに処理しておこう。


 状況3.他家からリーチが入っている場合。


 まず勝負に出るかどうかの問題になってくるが、ここは勝負するという前提で考えてみる。
そうすると断然打とするべきだ。
どうせ2枚とも切るのだ。
1枚通れば次も通る。
とすると振り込んだときに失点の少ない方から切るのが正着といえるだろう。


 例外的に先に打とする場合もある。
普通に考えると振り込んだときに失点の大きいほうから切るのは愚の骨頂だが、他の2人からみればどうか?
勝負しているとはっきりさせることで他の2人をオリさせ、リーチ者との1対1の真っ向勝負に持ち込むことができる。
リスクは大きいが、脇に邪魔されたくないときは有力である。


 赤入り麻雀では赤の受け入れを考えるのも大事だが、赤の切り離しにも細心の注意を払うよう心掛けること。
先に述べたのはほんの数例の状況だが、様々な状況に対応して慎重に打牌を選んで頂きたい。

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