| 大阪の地に数多く存在する「三人打」のフリー雀荘。関東にも、東天紅ルールの三人打はあるが、全く形態は異なる。今回は、関西サンマについて取り上げてみよう。
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マンズの2〜8を抜いた27種108牌で牌組を行う。
北を抜きドラとし、引いてきたら右端に抜いて、嶺上牌から補充牌を引いてくるのだ。
ルールによっては、華牌4枚を使うタイプのものもあり、この時は北は抜かずに手牌に使うことになる。よって、開局時にめくるべきドラ表示牌は5枚目となる。
・東南戦で点数計算は4人麻雀に準ずる。100点単位は切り上げ。
例)5200→6000
・35000点持40000返しの沈みウマ。局終了時に40000点未満ならば、10000点分の沈みウマを
トップ者に払う。
・トビ賞あり。0点以下になれば、10000点分を飛ばした人に払う。
・ツモ和了の場合、4人麻雀の点数に1000点を加えて貰う。
例)満貫ツモの場合は、子3000-5000 親5000オール
・1本場につき、1000点加符。
・祝儀は、一発・裏1枚につきに1枚、数え役満(16翻以上)に2枚オール、本役満に4枚オールの設定が標準的。(1枚=5000点相当)

・チーは出来ない。
・フリテンリーチは不可。さらに、同巡フリテン見逃ツモも不可なので注意しよう。
・七対子の4枚使いあり。一盃口が絡んだ多面待ちの七対子もあるぞ。
・大車輪(清一色七対子=役満)、小車輪(混一色七対子=6翻役)、四連刻(役満)、三連刻(2翻役)、三風子(2翻役)が採用されている。
・王牌まで摸打を繰り返す。ツモ番のないカンもできるが、その時点で流局。
・「流し」は、役満扱い。王牌まで摸打することや差込やお仕事ポンがあるため、なかなか出にくいのが役満になった背景としてあるのだ。
・クイタンは不可というケースが多い。
・完全先付けルール。メンゼン聴牌ならば、王手飛車状態(すべての待牌で出上がりが効く)ならば、遠慮なくヤミテンでロンできるが、鳴いている聴牌ならば、役牌の後付(ダブルバックも含む)や片上がり状態ならば聴牌すら認められないのだ。
・北出しサンマの場合は、北は「国士無双」「字一色」「四喜和」以外は手の中で使えないので注意しよう。華牌出しサンマの場合は、北は常時役牌扱いとなる。北雀頭では平和はつかないので要注意だ。
※オプション設定されている雀荘もあるので、とにかくルールブックは要チェックしよう。
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(写1)2索待ち
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(写2)4筒待ち
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(写3)7筒で大車輪
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・上がった時の申告は、点数で言うと分かりづらいことがあるので、満貫以上の場合は「跳満です」「トッパン(10翻)です!」という感じで俗称で言う方が好ましい。
・祝儀が絡んだ場合は、「ハネ1」とか「トリプルFOUR」という感じで、2枚以上ならば英語で言うのが基本。東京のように「マン千」や「倍センゴ」という言い方はまず通用しないので関西モードで言おう。
4人打で慣れている方が「関西サンマ」を打つ際に最も苦戦するのは、やはり「完全先付けルール」と「フリテン状態の制約」だろう。某所で伺った話だが、「完全先付け」になった背景としては、アリアリルールにしておくと、わけの分からない仕掛けが多発することで、興ざめになったり思考回路がパニックになった年配の方が多くいたからとのことだ。慣れれば、他家の狙いも「役牌」「染め手」「メンゼンリーチ」と絞り込むことができるので、やりやすいとは思う。そして「同巡フリテンのツモ和了ができない」のは、慣れている人でもイライラするルールであろう。これは、コンビ打ちのイカサマを極力避けるために設けられたものだが、要はフリテンにならないように牌組すればいいことに尽きるだろう。
最近になってようやく、関西にも4人麻雀の文化が浸透してきたが、現在でもやはり関西サンマの熱は衰えていない。むしろ、低レート(0.3や0.5)の関西サンマのフリー雀荘が出来るなど、若い人でも遊べるようになってきているのだ。「サンマはお金の減り方が怖くてやりたくない」という方も、ぜひとも低レートの関西サンマで遊んでみてはいかがだろうか。
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