


清水香織のお店として有名で、気軽に遊べるアミューズメントとしての「麻雀」を提供しているブルードラゴングループ。
記念すべき初回は、創始者であるタイガー中島氏の後を受けて社長に就任したサンダー山岡氏と、同じくタイガー中島氏と共に立ち上げに関わり、現在専務取締役として現場の目線でお店を管理しているジラフ中村氏に話を伺いました。
―それではまずお二人の麻雀との出会いについてお聞きしたいと思います。
山岡(以下Y):もう30年も前になりますね。大学のときに友人に教えてもらって始めましたね。授業をサボっては良く打ってましたよ。よくありがちなデビューですよね。
中村(以下N):自分も同じですね。でも自分の場合は後輩に教わりましたけどね。
―ご卒業後の進路はどうだったのでしょうか?ブルードラゴンとの出会いはどうなんでしょうか?
Y:私は麻雀とは関係なく、普通に金融関係の会社に就職しました。それがたまたまブルドラの創始者である中島の会社であり、それでブルドラと関わっていくようになるわけです。でもメインの事業は、金融業務だったので、中島が雀荘をやるといっても業務の一つとして捕らえておりました。だから直接ブルドラ立ち上げに関わっていたわけではないですね。
N:私の場合も最初は一般の企業ですね。営業職です。就職と同時に麻雀もすっぱりやめました。でも数年後ぐらいして、大分に新しい雀荘がオープンするということで、面接受けにいっちゃんたんですね。それで合格してそこの雀荘で働くことになりました。その店のオーナーが中島で、その後中島が安いレートの雀荘、特に「東京で流行っているギャル雀をやろうや」ということで、当時注目されていた清水香織さんに話し、清水さんが快諾してくれ、中島、自分、清水の3人がメインとなってブルドラを立ち上げることになった訳です。
―ブルードラゴン立ち上げ時の話は、中島氏がコラムで書いておりますが、中島氏の営業方針で働くに当って、特に留意した点や苦労した点はどんな点でしょうか?
Y:私の場合は中島に絶対的に信頼をおいていましたので、とにかくやらなければならない業務をしっかりこなすだけでしたね。
N:ブルドラをはじめるに当っていろいろ計画を立てる訳ですが、中島が作成したスタッフマニュアルや営業マニュアルは、当時の雀荘のマニュアルとしては非常に異色な、厳しい内容のマニュアルで、これで果たしてスタッフがついてこれるか、良い人材が育つか、お客様が根付くか、それは本当に不安でしたね。それでもこれからの雀荘はこうでないといけない、成功させるにはこの方針でいかねばならないと確信していましたので、その信念で働き通しましたね。
―しかしそこまで厳しい内容で、スタッフを教育するのも大変、お客様に理解してもらうのも大変、実際これではダメなのでは?と思いませんでしたか?
N:それは確かにつらかったですよ。だから新しい人材にマニュアルを叩き込むより、雀荘経験者を即戦力としたほうがいいのでは?とも思いましたよ。
でもそれは大きな誤りでした。中島が目指している雀荘は、サービス業であり、スタッフは接客・サービスが仕事なんですよ。麻雀打つのが仕事ではないんです。そのためには、一から人材を育てなければならないし、サービス業といわれるに相応しい店作りにしなければならないわけですね。
Y:中島がそういう理念をかかげ、我々もそう思いましたら、やるしかないんですよね。
N:半年ぐらいですね。お客様も笑顔で帰っていくようになり、スタッフも育ってきて、徐々に成果が見られるようになったのは。
―大分店が成功を収めるようになり、その後グループ展開に移っていくわけですね。本店の方針を他店に根付かせるには苦労しませんでしたか?
Y:ブルードラゴングループはどこに行っても同じ。そうでなければいけなせんよね。もちろんマニュアルどおり、全てを身に付けた幹部社員が先頭に立って完璧に出来るようになるまで指導しました。店舗同士の意見交換会や社員旅行もしましたよ。
―それでしたらコストや労力は想像以上に掛かったのでは?
Y:まぁそうですね(笑)。ちょっと儲かったから2店目を出すという気持ちではやれないですね。
N:人材の教育が大変だしね。店舗を広げるあたって一番大変であり重要なのが人材の育成ですね。これにつきます。
―それでは新たに山岡社長になり、ブルードラゴンの方針・今後の展開についてどのようにお考えですか?
Y:従来の雀荘のイメージを払拭して、「雀荘の企業化」といいますか、普通の会社としての、企業としての「雀荘」を作っていきたいですね。ブルードラゴンの社員は社会保険もありますし、賞与もありますし、福利厚生もあります。これはなかなか現在の雀荘の雇用形態では難しい話ですよね。理想はブルドラで働くということが、どこにでもある企業と同じ、社会的に認められる会社員という事になることですね。
N:ブルードラゴンの社員は一企業の社員なわけです。社員の意識も挙がりますし、多くの人にやる気を持って働ける職場と思ってもらえるのが大事ですね。ブルドラは麻雀業ではなく、サービス業なんですよ。
―しかし、雀荘の企業化を試みる中で、現在の雀荘の営業形態と昔からの課題である麻雀の健全化についてはどうお考えでしょうか?
Y:確かに、依然として雀荘は「暗い、汚い、怖い」のイメージはありますし、営業形態にしても壁がいろいろありますよね。グレーゾーンも多いですし。でもお客のニーズに合わせた「サービス業」として、一番いい形で営業できるように組織が動いていけば、絶対に変わると思いますよ。組合があり・プロ団体がある、業界の中にあるこのような大きなビジョンをもって夢を持って動けば、健全な麻雀界というのは容易にくると思います。
―いま、プロ団体という言葉が出ましたが、麻雀プロの存在意義についてどう思われますか?
Y:麻雀プロの存在は大きいですよね。やっぱり憧れにもなりえますし、指導的立場の人としても大事な存在であります。アマチュアにとって憧れや指導的立場の人がいるということは、やる気にもつながりますし、活気も出てきますよね。
N:自分が考える麻雀プロの定儀は
1. 圧倒的に麻雀が強い
2.麻雀で生計を立てている
3.麻雀の知識が深い。
これら3つのどれかが備わっていればプロだと思います。プロとしてファンにアピールできるものがあればいいと思うんですよ。だからそれを意識してほしいですね。
―プロといえば、お二人ともプロ連盟所属のプロですよね。ご自身のプロとしての活動はどのような形ですか?
Y:以前は九州リーグにも出ていましたが、今は忙しいのと、体力が続かなくて(笑)。
N:自分も九州リーグに参加してますね。制覇もしてますよ。タイトル戦は東京まで行って出ていますよ。まだまだプレイヤーとしての情熱は失っていませんよ。でもそこまで対局が多いわけではないので、知識をしっかり身に付けようと努力しています。
―なるほど、経営者として、プレイヤーとして大変ですね。それでは最後に麻雀倶楽部を見てくれる人たち、麻雀界に対して、一言お願いします。
Y:先ほどもいいましたが、「暗い、汚い、怖い」といったような3Kを払拭することが課題ですね。そのための努力は惜しみませんし、麻雀業界が一体となってイメージ向上のために動かなければいけませんね。
みなさん、ブルドラに大いに期待してください。どんどん成長していきますので。
N:サービスを提供する側が、サービスとして徹底していけば、お客様もそれにあったお客様が残りますし、お店もそれに合わせて成長していきます。
是非ブルードラゴンに足を運んで見てください。「サービス業としての雀荘」として大いに楽しんでいただけると思います。
ブルードラゴンHP http://www.bludra.com